僕は敗戦から日本国がまだ復興最中で食べる物も着る物も満足できなかった時代に大阪で生まれました。食べるものを口に出来るだけでも幸せで、毎日がさつまいもと麦飯のひもじい毎日でした。
貧しくても母は僕の誕生日だけは毎年、クジラ肉のカレーライスを作ってくれました。
あれから60年の歳月が経った今でもクジラ肉のカレーは僕の心の底に焼きついています。
大きくなったら僕はお腹いっぱい食べられて皆に喜んでいただける仕事をしたいと考えていました。
そして現在は子供の頃からの夢を飲食店と言う形でお腹満足業を実現する事ができました。本当に安くお腹いっぱい食べられるってええなぁと思う毎日です。